- Q: ドイツの協力相手としては、大学以外で例えばMax PlanckとかHelmholtzの研究所も含まれますか.
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A: プログラム全体説明文(Guidelines)に書いてありますように、
ドイツ側の研究機関はGerman universities, higher education institutions and research institutionsと定義されていますので、含まれます. - Q: ドイツの共同研究者と協力してこの事業に申請するには、具体的にはどのようなことをする必要がありますか.
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A: プログラム全体説明文(Guidelines)に書いてありますように、この事業は研究費の補助でなく、 国際共同研究推進のための交流旅費の補助を行います.国際共同研究そのものは、別の資金によって実施されていること、 あるいは実施する計画であることが必要条件になります. ドイツ側とこのことについて協議した上で、その上でこの事業に応募して頂きます.
交流のための旅費は、日本人の分は日本側で、ドイツ人の分はドイツ(DAAD)側で、それぞれ別々に支援します. 申請書類は、交流計画の申請書と国際共同研究についての研究計画書を、日本側とドイツ側とで別々に提出して下さい. その上で、日本側とドイツ側とで共通の1ページの要約(Abstract)を、両方で提出して下さい.
この国際事業についてのDAADのウェブサイトは以下です
https://www2.daad.de/hochschulen/ausschreibungen/projekte/de/11342-foerderprogramme-finden/?s=1&projektid=57526786 - Q: 予算の申請の上限額はどうなっていますか.
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A: 日本側の予算額についてはプログラム全体説明文(Guidelines)に説明してあります.
ドイツ(DAAD)側は、DAADの資料にありますように、一年あたりの上限額は15,000ユーロとされています.
ドイツの研究者との協議の上で、両者の実際の申請額を決定してください.
無理に総額を合わせる必要はありませんが、およそ対等とすることがこれまでの両者の協議では想定されています - Q: 審査はどのように行われますか.
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A: 日本側とドイツ(DAAD)側とで、それぞれ審査委員会が組織されます.
委員会では(日本とドイツそれぞれで)提出されたInformation SheetとResearch Proposalに基づいて審査を行い、採択候補リストを作成します.
その後日独の合同審査会を開き、1ページの要約(Abstract)を参考にしながら、共通の採択結果を決定します. - Q: ドイツのDAADと組んだ国際協力プログラムとしては、 JSPS(日本学術振興会)の二国間交流事業(昨年の資料) もありますが、この事業と重複して応募することは可能ですか.
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A: ルールとしては、日本側とドイツ側と、どちらにおいても重複申請に対する制限はありません.
ただしDAAD側では、両者の審査が共通の委員会で審査されることが予想され、その場合は重複申請によって不利となる要因がいくつか考えられます.
詳しい事情については、機構本部の国際企画係にお問い合わせ下さい. - Q: Guidelinesを読むと、この事業の参加者として、若手研究者を積極的に含めることが強調されていますが、 一方JSPSの募集ではそのような制限は特に見当たらないようです.二つの公募事業の性格に差があるのですか.
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A: JSPSの国際事業も、ドイツの相手方としてはIPEPと同じDAADです.若手の参加を積極的に 推奨する方針はDAADからの要請であり、DAAD側の公募要領をよく読むとそのことが記載されています. 従って若手研究者を積極的に支援する方針は、両方の事業で共通の理念と思われます.